子どもの問題は〇〇が原因!?そこに気づくか気づかないか。

育児は大変です。子供の成長過程それぞれで、それぞれ特有の問題が発生します。

我が家は現在14歳12歳10歳の子供たちがいます。

夫はモラハラ、パワハラがあり、長年悩みながら、何とか夫と子供の仲立ちとしてやりくりしてきました。

そこへ12歳の娘が2年前から摂食障害、希死願望、リストカットを発症。登校拒否一歩手前を綱渡りしている状況です。

夫へ相談しても、「食事をちゃんと食べろ」「自分の体に傷をつけるな」「学校は学ぶところだ、行け」と本人へ高圧的に娘へ言い、状況は良くなるどころか、娘の苛立ちはマックス、逆効果。

夫に相談できない私は、何かできることはないかと、カウンセリング、心療内科といった領域の本を読むことから始めました。

今回はそんな私が出会った小松信明医師著の「家族医」。その中には、私にとっては驚愕の子供の精神的トラブルの要因が記されていました。

この記事を読むことで、

育児に悩むお母さんへのヒントに出会えます

育児をする上で大切にしたいことに気づけます

目次

小松信明医師について

山形県に小松医院という心療内科クリニック。

精神保健指定医、小松信明先生が1970年に設立されました。

コチラ

当時日本には、精神療法の専門医は極少数しかいない中、カレンホーナイ氏の高弟、近藤章久先生がアメリカより帰国。

小松医師は5年以上にわたって心の病と精神療法について、近藤先生や慶應義塾大学の小此木啓吾先生から学ばれ、それが今の小松医師の基礎になっていると言われています。

ふと、カレンホーナイ氏ってどんな人物なんだろう?と思い、調べていたら、彼女のことについて書かれた面白いブログを見つけたので、良かったら読んでみてください。→Colorful Life

近藤章久先生とはどのような人物かと著書、良かったら覗いてみてください。

母親の愛情不足のせいで子供が生きづまる!?

今日はそんな小松医師が出版された著書を読んで、自分と照らし合わせて考えてみようと思います。

不登校や引きこもり、子供が自立できない根本的な問題は「母親の愛情不足」にあるのが定説。

本書の冒頭にそう記されています。

でも、現代は共働き、母親が専業主婦をしている頃とは時代が違うんだから、さすがに母親のせいだけにされるのはおかしい!」まずこれが、一番初めの私の感想でした。

それでも著書では、子供の環境には母と子の関係が一番大きく関わっていることは時代を超えて変わらない、と記されています。

う〜〜〜ん、そうなのかな〜。

さらに本書はこう続きます。

子供のためと思いながら、無意識に支配と過干渉を行い、自分の主張だけで相手の意見を無視して子供を抑圧すると、彼らの心は傷ついてしまいます。親が自分の好みや理想を子供に押し付けることは、彼らにとっては自分を否定されているのと同じです。親は子供に共感を持つことが大切なのです。

これって母親に限らずですよね??と、ここでもまだ、なぜ「父親」でなく「母親」が原因となるのか、私にはさっぱり分かりません。

それでも著書は、

どうして愛情不足になってしまうのか、それは母親の育った環境に原因があることが多いのですが、それを精神分析して、母親が理解するまでには長い時間を要します。

二〜三ヶ月半年はゆうにかかります。

さらに理解の先にやってくる怒り、そして許せるときが来るまでには数年かかることも珍しくありません。

ここまで断言されると、さすがに私も「う〜ん・・・」ってなりました。

私は今の「家庭崩壊」を全て夫のせいにしています。

夫の私に対するモラハラ、パワハラが、まず夫婦関係を壊し

夫の子供に対するのモラハラ、パワハラと、夫のモラハラ、パワハラがもたらしたこの夫婦関係が

今の子供のストレス、心療疾患、兄弟不仲、家庭内不穏を持たらしたと。

(夫のモラハラ、パワハラ、言い過ぎですね。笑)

でも、そこに落とし穴があるのかもしれません。

そう、恐ろしいのは自分の思い込み

これだけは避けたいところですが、なかなか気づけないし認めたくない!

なので、ここのポイントは、第三者に頼ること。その第三者は、その道のプロ、いわゆるカウンセラーか心療内科専門医です。

「禁止」は禁止!

理由を説明せずに一方的にする禁止は、子供の中にオモリのように沈んで自由を奪う。

母親は認められたい欲求が強く(承認欲求)、仕事への没入が強いために、子供の存在が希薄になる。

小松医師は、必ずしも母親に「子育てに専念すべし」というのではないが、近年特に愛情がなかなか「出せない」母親が増えたという印象を持っており、その要因が「負の連鎖」と記しています。

母親が、さらにその母親(祖母)が同じように無関心や偏愛だったという。

これは少し内容が外れますが、自分の覚書として載せさせていただきました。

私自身は、全くそのような心当たりはありません。私の両親は自営業の共働きで両親共に忙しそうでしたが、母親の無関心も偏愛も感じたことがありませんし、今尚そうです。

と、これは私のケース。読者の方の中には、思い当たる方がおられますか?

それはともあれ、引用箇所冒頭の「理由を説明せずに一方的にする禁止」これは気をつけたいし、気をつけられることですね。さらには、理由を説明しても、その理由が親主体であるのは好ましくないなぁと感じました。

まとめ

本書には小松医師が「家族医」として関わられた7家族の症例が取り上げられていています。

こういった問題は本当に様々なケースがあって、自分のケースもオンリーワンかつ複雑なことがほとんど。

だからこそ、いろいろな症例を読むことで、自分のケースと似通うところを探したり、それに対するアドバイスから自分のケースに落とし込んでみるといった作業をし、自分のケースに活かしていくと良いでしょう。

今回、私自身衝撃的だった、子どもの問題は母親が原因!そこに気づくか気づかないか。

という視点についてはまだまだ深掘り途中段階です。でも、気づくことが第一歩。

さぁ、決して諦めずに次のステップ「分かる!」へ進んでいきましょう!

その「分かる!」へステップアップしたく、私自身、子供の学校のスクールカウンセラーに面談を取り付け、ネットや本を通して、子供が元気に生きれるためにできることを模索していこうと思っています。

今回も最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました。

諦めない!絶対に全ては良くなる!って信じて、解決策を模索していきましょう。

あおぷぅ

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